首都と古都のあいだで

日頃の鬱憤を公開する自己満マン

勝手に書評 ウェブ進化論

勝手に書評。

 

本はたまに読むのだが、一回読むと読み返さないこともあるので、忘れてしまうから、これは勿体無いと思い、アウトプットしてみようという勝手な試みである。

 

読んだ本すべてに対してこんなことしていられないので一部をこんな形で書評という形で書いてみようと思っている。

 

今回は

 

skyland ventures の木下さんが激推ししていた

 

ウェブ進化論ー本当の大変化はこれから始まる/梅田望夫ちくま新書)」

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大学の図書館で発見した。

 

今から11年前に書かれた本書。

 

インターネット、ウェブの世界は変化の速度が速いので今読んでも陳腐な内容しか書いていないのだろうと思ったのだが、実際読んでみるとそうでもなかった。

 

細かいところは変化しているものの、著者が論じていることの本質は今にも生きるものであると感じた。

 

 

今から私が読んでいて興味深かったなあというところをあげ、メモ書き程度に簡単にまとめてみようと思う。

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キーワード…ムーアの法則/チープ革命/グーグル/ロングテール/アマゾン/web2.0/ブログ/オープンソース/ウィキペディア/マスコラボレーション/羽生善治の高速道路論

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インテル創業者のゴードンムーアが1965年に提唱した「ムーアの法則

 

元々は「半導体性能は1年半で2倍になる」

 

という意味で解されていたのだが、現在では広義に

 

「あらゆるIT関連製品のコストは、年率30%〜40%で下落していく」

 

と解釈される。

 

ムーアの法則に従ってきた結果、現在「チープ革命」が起こっている。

 

ハードの値段が下がっていたり、ソフトのオープンソース化、回線コストの大幅下落、検索エンジン等の無償サービスの充実など、我々の世代からすれば当たり前と思っていること。

 

ITに関する必要十分な昨日の全てはコストをかけずに手に入れられる。

 

2005年のフジテレビライブドア楽天TBS騒動もこのチープ革命によるものだという。

 

既存メディアは莫大なコストをかけてコンテンツを作成しているが、そこまでかけなくてもいいものは作れる時代だから買収しちゃおうぜ精神。

 

僕は当時小2なのでよくわかっていなかったが、こういうことだったのかと思った。ちなみに今でも堀江さんはツイッターやnewspicksのコメントなどで買収しちゃおうかな、みたいに言ってる。

 

本書でも今までは既存メディアからしか発信することはできなかったが、個人で発信できる時代になるので既存メディアはその立ち位置を揺るがされかねないだろうと言ってて、これは確かにそうなっている。

 

フジテレビはもう立ち直れないだろう、と個人的に思っている。

 

自分の中では「笑っていいとも!」が終わったと同時にフジテレビも終わったことにしている。

 

良質なコンテンツを届けるというだけならyoutubeとかfbとかでできるし、abemaみたいなコンテンツもある。

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